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名産品 北海道名産、夕張メロンのおいしさの秘密
北海道名産、夕張メロンのおいしさの秘密

北海道の果物と言ったら何を思い浮かべますか?夕張メロンを思い浮かべるのではないでしょうか。包丁でメロンを切ると、キラキラとしたオレンジ色の果肉が顔を出す夕張メロン。

この夕張メロンは北海道夕張市を代表する果物であり、果汁が豊富で甘味が強いことが特徴的です。ここでは夕張メロンについて説明します。

 

初めから存在したわけじゃない、夕張メロンの誕生秘話

夕張メロンの栽培の起源は、大正12~13年頃です。昭和5年ごろには、数種の栽培も試みていたが、十分な糖度を得ることが出来ず、立ち消えとなってしまいました。また当時の食糧事情から次第に減少していき、戦争の激化とともに消え去ってしまいました。

その当時の夕張農業は雑穀・豆類・一般野菜を中心とした戦前同様の経営で、農業所得も低く農外収入によって生計をたてていたそうです。こうした時代でもあったため、自立安定を計ることが困難なことから夕張市の狭い地形では収益性の高い農作物を生産する手段しかなく。当時のメロンの栽培が真剣に見直されることになり、新しいメロンの品種の研究・育成が再開されたと言われています
 

夕張メロンの等級つけ!裏切らない美味しさのワケ

夕張メロンには規格として「共撰メロン」と「個撰メロン」があります。全てをJAに出荷し、共撰メロンは検査員が「糖度・ネット・形状・大きさ」などの検査をします。

そして共撰メロンの出荷規格に照らし、特秀・秀・優・良の4段階で等級をつけて出荷されます。

また個撰メロンは個撰出荷規格に合ったものを出荷しており、全ての夕張メロンには共撰と個撰とでこのように規格をつけて出荷されています。
 

メロンの王様、夕張キング!秘密の製法

夕張メロンは、「夕張キング」という品種名のメロンです。一代雑種として、その特性を利用し、交配に使用された親の優れた性質をきちんと受け継いでいるのが夕張メロンです。

夕張メロンの風味や食感は、最先端の技術でも真似できないほどの独自開発した製法を行っており、他の赤肉系メロンとはまったく違う深い味わいを堪能できることが特徴であり、おいしさの秘密でもあります。
 

夕張市だけが許される。夕張メロンという「ブランド」

夕張メロンは、夕張市以外での生産が禁止されています。そのため、夕張メロンの原種は現状に保管されており、採種から生産まで一元管理されているそうです。

「北海道の赤肉メロンは夕張メロンだけ」と思われがちですが、それは夕張メロンとなる夕張キングが、夕張市だけが持つことのできる品種だからです。そのため決して他の地域で、夕張メロンが生産されることはありません。

厳しい品質基準!「夕張メロン」というブランドを守るために

いつ、どんな夕張メロンを買っても、美味しさを裏切らないのには理由があります。それは、厳しい品質基準に基づいて1つ1つ丁寧に検査し、販売しているからです。

全てのメロンがJAに出荷された後に、厳しい品質基準にクリアしたものだけが、「夕張メロン」というブランドを名乗ることを許可されているそうです。

見た目が小さい、小さなキズがついているなど、それだけの理由でも規格外となったメロンは決して出荷されることなく、加工原料として使用されています。これだけの厳しい品質基準のクリアしたものだけが出荷されるため、いつも変わらない美味しさの夕張メロンを提供することができるのです。
 

おわりに

北海道夕張市を代表する果物、夕張メロン。そのおいしさの秘密は、厳しい品質基準の検査によって守られているということがわかったと思います。味には問題がない小さいものメロンでも「夕張メロン」として出荷しない、その厳しさが夕張メロンのおいしさを保っている秘訣と言えるでしょう。

また北海道で生産されている赤肉のメロンは夕張メロンだけと思われがちですが、夕張メロンというブランドを名乗るために、夕張メロンは北海道夕張市だけが生産できる貴重なメロンであるということも説明しました。

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